ムハンマドエムワジが犯行の画像になんども登場するわけ

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1月に起こった邦人人質事件でイスラム国(IS)のメンバーとして動画に登場して脅迫していた人物は通称「ジハーディ・ジョン」と呼ばれる人物だ。黒づくめの衣装に覆面という恰好の人物だが、身元が明らかになって話題になっている。ムハンマド・エムワジというクエート生まれの英国人であるということだ。英国人であるという話は前から出ていた。「元ラッパーではないか?」という声もあったが、あれは憶測にすぎなかったということだろうか。
ムハンマド・エムワジはもともとは裕福な家庭で育ち、大学にも進学し、コンピュータープログラミングの学位も取得してごくノーマルな人生を送っていたかのような人物だが、大学卒業後に保安当局の監視対象になったと言われている。そして2012年ごろにはシリアへ渡り、さらにイスラム国に参加して欧米人捕虜の施設等で働くようになっていたという。
イスラム国は外国人の人質をとって犯行声明を出す時には、欧米出身のメンバーを画像に出演させ、見ている一般人によりつよく印象づけ恐怖心をあおるという効果を狙っているという指摘がある。
イスラム国へと渡った外国人の報道はたしかに関心を集めるが、はたしてどのくらいの規模で外国人が参加しているのかは不明な部分も多く、冷静に見ていく必要があるだろう。

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