重厚な趣の日本伝統家具、船箪笥の人気と価格

AD




船箪笥とは北前船などと呼ばれる江戸時代の商船などが、船内に積んでいたタンスというより金庫に近いものと言える。
その中には印鑑や証書、往来手形など国内交易での重要な品を入れており、その精細な作りは船が沈んでもタンスだけは浮いて中の品を守るなどと言われている。
現在では、その実用性以上にその深い飴色の色合いと黒い鉄飾りの重厚のある趣が人気で、美術品として古物でも人気があるという。

しかし、船箪笥の製作の系統は明治に途絶えてしまったという。
それでも、現物をしらべ更に独自の考えでその製造をつないでいる人や工房もあるようだ。

価格は大きさや装飾の程度にもよるようだが、製作日数4~5ヶ月、50cmほどのボックスタイプで180万円~300万円などとある。
戯れに大手通販サイト調べてみると、リメイク品であるようだが15万円ほどで売られてもおり、鍵や装飾の鉄製金具といったパーツあるようだ。

現在では実用品というよりも装飾品の度合いが高いものといえるが、洋室に飾るのも悪くはないだろうが、その人のセンスというものが求められそうでもある。
やはり、飾る場所についてはやはり和室や床の間ということになるのかもしれない。

本来は中の貴重品を守る箪笥であるのだが、その骨董価値や美術品として船箪笥自体が狙われる時代かもしれない。

AD