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【容態は?】中学生80度の熱湯風呂で火傷・長野自然教室・宿の責任は

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横浜市中区の中学生男子2名が、学校が主催する自然教室の滞在先において、80度の熱湯風呂に入り、火傷で救急搬送されていたことが分かった。

場所は、飯山市内の戸狩温泉。
実はこの自然教室には、おそらく同学年であろう生徒160人が参加しており、10名ずつが分かれて、複数の宿に宿泊していたのだ。

そのうちの10名が宿泊した宿において事故は起こった。
この宿の名前は実は公表されていない。
宿から学校へは「ボイラー設備が故障していた」との報告があったそうだ。

温泉でボイラー設備が故障して、その故障した状態で客にサービスが提供されていることは大問題なのだが、この生徒二人も入浴前に温度をチェックしなかったのだろうか、と思ってしまう。

また2名が火傷ということは、二人はほとんど同時にドボンと浴槽に入ったのだろうか。

温泉などは80度とまでは行かなくても非常に熱いことがあるので、必ず事前に湯の温度を触ってみて調べてから入浴するようにしたい。

今回の事故においては、2名とも足、下半身の火傷となっている。

風呂に浸かってできる足の火傷は全周火傷と言われるものが多い。

ぐるっと一周、足の周り全部の火傷のことだ。

この状態で火傷すると、足へ巡った血液が戻ってくる際、主に、足の表面側の血管を通るため、そこが障害されることによって、足への血流が停滞してしまうのだ。
そのため、放置しておくと、足が壊死し、最悪切断などが必要になってくる場合があるのだ。
今回はすぐに救急搬送されたとのことなので、そのあたりは適切な処置がされているだろうとは思う。

この2名が重傷でないことを願いたい。その後の容態が気になるところだ。

なんにしても宿の重大な過失である可能性がある。その場合は法的にも刑事責任が問われるだろう。罪としては、業務上過失傷害だろうか。また、学校・保護者に対する民事賠償も発生してくる可能性もある。

また、温泉宿のサービスを今後利用する側も、宿のサービスが完全でない場合があることを考えて防御策を取る必要があるだろう。温泉に入る際には、湯温が適切でないことがあることを前提に、必ず、入る前に、指を入れて、その湯温を確認することも大事だろう。

もうひとつ、温泉宿に宿泊する際に必要なことは、非常口の確認である。

意外とこれを忘れる人は多い。

チェックインして、部屋に付き、荷物を置いたらまずすること。それは非常階段がどこにあるのか、を確認することだ。
ドア等に必ず非常口の案内が貼ってあるので、それを見て、場所を確認したら、必ず自分で一応非常口のドアまで行ってみることが大事である。
そして、ドアが開くのか、それもチェックする。
ごくまれに、火災時の避難出口であるにも関わらず、施錠されていてドアが開かない場合があるからだ。また非常扉の前に荷物が置かれて出入りが出来ないなどというケースもありうる。
これだと、いざ火事が起き、煙で視界が無い中でやっと思いでドアにたどり着いたら鍵がかかっていて開かなかった、ということになるのだ。
おそらく、その後のニュースで「非常階段に施錠、逃げ遅れた○名が死亡」と流れるのが目に見えている。
そして、その後、改善が図られるのだろうが、その改善の切っ掛けとなる犠牲者の1人になりたくなければ、必ず、非常口は自らでチェックすることだ。そして、もし施錠されていたら、フロントにクレームを出そう。
もし、請け合ってくれなかったら、行政に連絡し厳重に処罰してもらおう。

いかなる場合でも、自らの安全は自分で守る意識を持ちたい。