犠牲者ゼロ!口永良部島噴火・なぜスムーズに避難ができたのか

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昨日、爆発的噴火を見せた口永良部島の新岳。

この新岳の近年ではまれな爆発的な噴火で、火砕流も発生し、島の20%の地域が飲み込まれた。
そして、その火砕流は、海岸にまで到達したのだ。

それにも拘わらず、迅速な避難によって、ひとりの犠牲者も生まなかったことは、賞賛に値されることだろう。
しかし、なぜ、どうして、こんなにもスムーズに避難が出来たのだろうか?

実は、この島は、前々から着々と噴火への備えを重ねていたのである。

元々避難場所は、金岳小中学校だった。
しかし、昨年の小規模噴火の際に、これを見直し、さらに火山から遠く、噴石が落ちても安全な鉄筋コンクリートの番屋ケ峰NTT局舎跡に移動させたのだ。

また、昨年11月には全島で避難訓練を行い、火山噴火時の手順も徹底確認。
足の弱いお年寄りについても、誰が誰を避難させるか、などの分担も決めた。
さらには避難ルートを詳細に作成。
夜間でも避難ができるよう、避難ルートには、街路灯も設置するという徹底ぶり。
そして、皆で避難所へ避難し、その後船で島外へ避難するまでの手順について、しっかりとリハーサルが出来ていたのである。

おかげで、テレビの報道を見ていても分かるように、島民が皆、スムーズに避難することができたのだ。

災害大国の日本において、貴重な前例となるのではないだろうか。

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