【実態は?】ローン0円住宅はもう過去の話?本当に0円になるのか

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イシンホームなどが謳う「ローン0円」住宅。

正確には、20年間のローンが0円になるということだ。
いったいどういう仕組みなのか?
なぜ、どうして、ローン0円、などということが実現できるのだろうか?

これは高品質の太陽光発電パネルを購入する家に設置することで、そこから発電した電気を買い取ってもらい、実質的なローン代を差し引き0円にする、という仕組みである。

イシンホームのページによると、太陽光パネルは劣化の少ない純度99.9999999%のシリコンを用いることで、長期にわたり維持可能な設備とし、96%の変換効率のパワーコンディショナーによる高効率の太陽光の電気への変換で、売電収入を最適化したことによって、実現したとされている。

イシンホームはこの住宅を「副業収入型住宅」と名付けている。

これは会社側の宣伝なので、実際の声はどうなのだろうか。

過去のネット上の情報によると、
以前はシャープ製のソーラーパネルをこの0円ローン住宅に使用していたが、発電量が期待値ほど得られなかったので、現在はSIソーラーという会社のパネルを装着し、売電量は増加。
しかし、やはり、立地によって、日照条件も変わってくるので、売電量は相当に変わるらしい。
なので、必ず0円になる、というものではないのかもしれない。(実際は契約などを確認してほしい)
逆に、想定よりも多く発電できる場合もあるそうで、やはり、建物をどこに建てるかが重要な要素となるようだ。

しかし、2012年に電力買い取り制度が出来て以降、現在はローン0円を謳う会社は減ってきている。
それは、買い取り価格が年々下落しているからだ。
住宅ローン0円がなかなか実現できなくなってきている現状があるようだ。

ハウスメーカーによれば、
0円住宅は毎月6万の住宅ローンに対して、売電収入が6万円。それで、ちょうど差し引き0ということだ。
なので、ポイントは、住宅ローンの返済額を月々6万円にした場合で、かつ、
発電量が月あたり6万円に達する日照条件の家であること、が大事だろう。

このローン0円住宅。先に、「1か月の発電量」が6万円程度、という情報から、
月に6万でのローン(その分、ローン年数は増える)という前提にすれば、「20年間ローン0円」を謳えるんじゃね?
という発想から出来たうたい文句だと思われる。

しかし、この前提である月6万円の売電収入が確保できないほどに、年々、買い取り価格が下落しているということだろうか。

頭金が0円とも謳っていることで初期費用も抑えられる夢の住宅だったはずなのだが、現実世界の変化は激しい。今後の電力買い取り動向なども見極めて、購入には、慎重な判断が必要かもしれない。