「逃げる暇がなかった」東近江市大凧落下なぜ・700キロが落下4人救急搬送

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滋賀県東近江市栗見新田町のふれあい運動公園で開催されていた大凧まつり。

この大凧祭りで、
縦13メートル、横12メートル、そして重さが700キロにも及ぶ巨大な凧が観客席に落下した。
この事故により、4名の観客が救急車で病院へ運ばれたとのことだ。

この祭りは、100畳の大凧で有名であり、毎年5月の最終日曜に開催され、賑わいを見せている。

現在、県警東近江署が事故原因を調査中なので、事故の詳細や理由、原因、なぜ落ちたのかなどは、今後の詳しい情報が入るのを待つほかないだろう。

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どんな祭り?どうやって揚げる?

この祭りは江戸時代から伝わる伝統行事。
男児の健やかな成長を祈願するために、100畳の大凧を揚げるのがメインイベントだ。

しかし、そのサイズは、縦13メートル、横12メートル、そして重さが700キロという巨大なもの。
この大きさの凧を揚げるのは容易なことではない。
ではどうやって揚げるのか?
それは、100人がかりで、凧を引っ張って、風の力も借りて何とか空中に揚げる難易度の高いものだ。
だからこそ、祭りは盛り上がるのだろうが、今回は、数十メートル揚がったところで風にあおられて、落下したらしい。
この事故で軽傷を負った男性は、「落ちるすぴーとが早くて間に合わなかった」というコメントを残しているように、万が一の事故に対する備えが追及されそうだ。これだけの大きいものを揚げるからには、落下も当然想定されるべきであり、その際に、逃げられないほど近くに観客席があったことなど、安全面での検討が必要なのかもしれない。
現場となる東近江市では、強風注意報も発令されていたといい、そのような状況の中で、祭りの開催を強行したという部分についても、調査が行われるかもしれない。

東近江大凧は、長巻き工法とよばれる収納法で丸めて収納可能なため、飛行機や船で海外へと運搬し、いままで、イギリスや中国、シンガポール、オーストラリア、フランス、マレーシアなどで、揚げた実績もあるそうだ。
はるか昔から伝わる伝統行事・東近江「大凧まつり」だけに、今回の事故がきっかけで来年の祭りの中止など、そのようなことにならなければいが、とも思ってしまうのだ。

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