驚きの規則!JR東海は水を飲むと要報告書作成?!今回撤廃が決まる

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運転手に熱中症が相次いだ事を受けて、乗務中の水分補給の報告義務をなくすことになったそうだ。

むしろ、いままで、水を飲んだことを報告しなければならない義務があったことにびっくりである。
電車の停車中に水分補給は認められているらしいが、もし、水を飲んだ場合、まず、無線での報告が必要。そして、業務終了後にも、時間と場所、理由、苦情の有無などを報告書にして提出しなければならない義務が生じるのだ。しかし、これは非常に面倒な手続き。運転手はできれば、報告書も無線報告も避けたいと思うだろう。そうすると必然的になかなか水を飲まなくなる。
結果、5月下旬に東海道線で運転士や車掌が熱中症で搬送される事態が相次いだのだ。電車は緊急停止。そうして乗客は閉じ込められる。
運転手も車掌も人である。そして熱さが増すこの季節。どの企業もスポーツ選手も、水分を取ることを推奨しているであろうこの時期に、水分を取ることはいけないことであるかのような規則は、逆に安全運行の足かせになってしまうのだろう。
しかし、なぜ、水分補給で報告義務をJR東海は設けていたのだろうか?
報告書に苦情の有無があることから、乗務中に水を飲むなど乗客から見たらサボっているように見えるだろう。だからダメだ・・という面もあるのだろうか?水分補給は本当にやむを得ない事情がある際に認める、といったスタンスだった可能性もある。
また、乗務中に水分を取って、トイレに行きたくなったらどうする?!という問題だ。
おそらく、そこが一番大きのではないだろうか。
また、お腹が動き出し、痛くなる場合も考えられるだろう。

つまり、水分を補給しやすい規則にしても、その逆でも、場合によっては、電車の運行に支障がでる可能性は秘めている。
しかし、水分の補給を妨げた場合は、運転手の人命にも関わる運行停止なのであれば、水分は補給するように促す方針のほうが、良いのだろう。

昔は、運動部においても水を飲むな!というルールがあったのを思い出す。
とにかく汗をかけ、喉が渇いても水は飲むな。水を飲むなど甘えている。気合が足りないからだ。
そうやって何人もが熱中症で倒れていった。
熱中症で倒れるなんて根性が足りない。そういう時代もあった。
わずか20年くらい前まではそうだったのだ。
それが、徐々に物事を科学的に論理的に考えるように世の中が変わってきて、いまのルールがある。
しかし、ちょっと前までは、戦前、戦中と同じ、根性論だった。
こうやって、すこしずつ不思議なルールが見直され、改善されていくのは良い事だと思うのだ。根性だけでは成果はだせない。見栄えだけでも成果は出せない。

戦時中の海軍の将校は、戦艦にレーダーを付けることを当初は拒否した。なぜか。あんな女性のかんざしみたいなもの、船につけられるか!と拒否。レーダーなんて、ようは敵が来ることを事前に知る防御の道具だろう。そんなのをつけるなんて臆病者だ。そんな風潮だったのだ。

それに対して、積極的に軍と科学者がタッグを組み、高性能なレーダーなどの先端兵器を次々に投下してきたアメリカ海軍。

その結果の勝敗は、ご存知の通りだ。

つねに合理的、科学的な視点から物事を捉え考える。そうして、伝統というものに立ち向かい、昔ながらのルール、というものをつねに疑問をもって見つめる視点が大事なのだと、思うのだ。

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