【トニー賞】渡辺謙さんの受賞はどうなった?相手役の女優が助演女優賞受賞

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アメリカ演劇界において、最高峰の名誉とされる、第69回トニー賞授賞式がニューヨークで行われた。

俳優の渡辺謙さんがが主演の「王様と私」に相手役で出演した、ルーシー・アン・マイルズさんが、ミュージカル助演女優賞を授賞したそうだ。

ここで気になるのは、じゃあ、渡辺謙さん本人は?というところだ。
しかし、渡辺謙さんが授賞したとの情報はない。
つまり、授賞できなかったということだろうか?

もし授賞できていたら、これは快挙達成、となるところで、大勢の人が注目していたのだが。

彼はトニー賞にノミネートはしていたので、あとは受賞か、と期待が高まっていた。

渡辺謙さんは、意外にも英語が苦手だ。

映画「ラストサムライ」のオーディションを受けたときは英語がほとんどできなかったそうだ。
それにも関わらず、ハリウッドの映画に挑戦するというのがすごい。そして、その役をみごと自分のものにして演じきったのだ。
そこから徐々に英語力を身につけていった彼だが、いまでも本人曰く、英語は得意ではないとのことだ。

そのため、今回、始めて挑戦するミュージカル「王様と私」においても、英語での表現がネックとなり、相当に苦労したそうだ。

稽古場で何度も何度も直される。どうしてもOKが出ない。
夜寝ていても寝言でセリフを言い続ける。
英語の先生を雇い、何度もチェックしてもらう。そんなことをニューヨークで繰り返した。
なにしろ、相手は、ニューヨークの観客である。たどたどしい英語では話にならない。しかも、そこはミュージカルの舞台としての最高峰。そんなところに、英語が苦手な状態で飛び込んだのだから、彼の勇気もものすごいものがあるだろう。

そして、ついに舞台を成功させた。現地の人たちからの評価も高く、結果、なんとトニー賞の候補に選ばれるという快挙に至ったのだ。

そして、あとは授賞を待つのみ、となったが、結果は残念ながら・・・ということなのだろうか。

現段階では、相手役の女性の授賞しか報じられていない。

彼が英語を始めたのは40代になってからだ。
それでもそこまで行くことが出来る。
これは英語を勉強しようと思っても、年齢を理由に諦めている人にとっては朗報ではないだろうか。

「日本の男は諦めない」。これは彼が主演した映画「はやぶさ」のキャッチコピーだ。

小惑星探査機はやぶさの帰還に情熱を傾ける男たちのドラマである。

そう、諦めない男とは、実は、渡辺謙本人の話だったのかもしれない。

今回のトニー賞がもし残念な結果になっても、いつか諦めない男のものになる日がくると思うのだ。

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