【ここまで愛される理由とは】ぺヤング販売再開注文殺到の謎

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ぺヤングソース焼きそば。

異物混入事件で騒ぎになり、即製造をストップしたへヤングソース焼きそば。
なぜ、こんなにも愛されるのか。
事件後も、販売再開を待ち望む声は後を絶たず、催促の電話までもが殺到したほどらしい。
なぜ、ここまで愛されるのか。

ひとつは、当然、あの味が大きいだろう。日本人の味覚をうまくピンポイントで捉えた「うまさ」。
条件反射のように、あのパッケージと脳内で結びついてる。
それをわかっているから、販売側もパッケージを変更しないのだ。
そして、日常生活サイクルにもはや取り込まれてしまったぺヤング。

それがあるだけに、ぺヤングは決して消費者に媚びない。
媚びなくても売れるからだ。

そう、それが理由の二つ目である。
安全、味。食べ物のインフラの一つであり、絶対的なポジションを確保しているだけに、媚びることがない。
今回も、売上がゼロになることがわかっていながら、即座に販売を停止した。
その思い切りのよさ。それが消費者に逆に飢餓感を生み、販売再開と共に売上が爆発したのだ。

さらに、今回は憎い改良も加えているという。
容器のフタのシールをプラスチックからアルミに変えたそうだ。この方が湯切りが楽なのに、なかなか実現できなかったのだそう。それをこのタイミングに改善したのだ。

企業によっては、たとえ同じような状況になったとしても、生産ライン全ストップで売上ゼロは、やりたくてもできないだろう。しかしそれが可能なのも、しばらくは売上がなくともやっていけるだけの経営の健全性があったからとも言える。
そういった部分も普段は見えてこないが、今回のような事態の時に大きく力を発揮するのだ。

不祥事であったはずの事件。本来であればそれで売上を落とすことが多いだろう。
しかし、それを逆手にとって、さらなるブランドイメージ向上へとつなげてしまったぺヤングソース焼きそば。
恐るべし、と言わざるを得ない。