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【今年最高額9400億円!!】東京海上HDが、米保険グループHCCを買収

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日本の保険会社大手の東京海上ホールディングスが、アメリカの保険グループHCCインシュアランス・ホールディングスを買収する準備開始について発表を行った。

株式取得は100%。子会社化を行うということである。
買収額は9413億円と、

全額自己資金ではなく融資もうける予定であると報道されている。
HCCの旨みは、非常に高収益な企業であること。

今回買収に踏み切るHCCは米デラウェア州に本社を持つ。

東京海上HDDは実は2008年から、こうした大型のM&Aを多数実施。
その理由とは?

それは、日本国内の市場規模が年々縮小していることにあるという。
どの業界も、多くが、日本の少子高齢化に直面し、その対応に苦慮しているが、東京海上HDは、海外の市場への進出をその対策としているのだろう。

コンテンツメディア産業も、最近では、最初から日本国内だけではなく、海外を意識してのコンテンツ作りを行うようになってきている。それは保険業界も同様だということだろう。
もはや日本国内に留まっていては未来が描けない、ということなのかもしれない。

韓国などは、国内の市場規模が日本に比べて小さいため、最初からメディア事業も全世界を視野に入れてきた。その活動の結果、韓国ドラマやK-POPが世界的に認知されることとなったのだ。

東京海上HDは、今後、アメリカだけでなく、引き続き欧米圏の保険会社のM&Aを行っていく方針と述べている。

また、今回のニュースを聞いて疑問に感じられるのが、なぜ、この円安のときに、海外の大型買収を?というものだ。
しかし、これについても回答が報じられており、
円安だからこそ、たとえ高い買い物になろうとも、そのリターンは大きい、といった趣旨のことを述べている。
たしかに、その通りだ。
ここから円高が急速に進んだ場合は問題だが、もし、このまま円安が推移すれば、アメリカにおける収益は日本円に換算した際に相当に大きいものとなるだろう。

この業界に限らず、どの業界も今後は海外市場から目をそらすことは出来なくなってくるかもしれない。