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【わかりやすく説明】キセル千葉県高校教師懲戒免職・計算してみた

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千葉県の教育委員会は、通勤時にキセル乗車で運賃を誤魔化し、通勤手当の約100万円を不正に受給していたとして、懲戒免職処分にしたという。

今回処分された教諭の名前は、寺田健郎(43歳)。
高校名(学校名)は、県立銚子商業高校。
県は、彼に対して、今後返還を請求するとしている。

いったい、キセルをやったとはいうが、具体的にどうやって運賃をごまかしていたのだろうか?
そんなことが可能なのだろうか?

まず、彼が住んでいる家の最寄り駅は、JR西千葉駅だ。
そして、彼の通っている県立銚子商業高校は、JR求名駅。

彼は毎日、西千葉駅から求名駅まで、電車で通っていたわけだ。

運賃を調べると、この区間のキップ代は583円。
定期代は半年で83,980円となる。なので、月当たり13,997円となる。
おそらく支給されていたのは月あたりでいうとこの金額だろう。

本来であれば、この支給された手当を使って、6ヶ月定期を買い、毎日通勤していれば問題はなかったのだ。
しかし、彼は、なんとかしてこのお金を浮かすことを考えた。

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どうやって彼は運賃をごまかしたのか

彼は定期券を買うことをせず、自宅最寄りの西千葉駅から、隣の千葉駅(目的地までの途中駅)までの回数券を購入した。回数券は通常10枚分の料金で11枚が購入できるので、1回あたりの運賃は120円となる。

この120円の運賃で、西千葉駅から乗車した寺田健郎教諭。
千葉駅で降りることなく、その先にある、JR求名駅で降りたのだ。
どうやって?
実は、JR求名駅は時間帯によって改札が無人になるのだ。それを知っていた彼は、その時間帯を狙って、この駅で降車。近くの契約していた駐車場に停めておいた車で、学校近くの駐車場まで向かう。
そこで車を降りて学校へ行っていたのだ。

さらには、帰りも、うまく彼は考えた。
帰りも(ここはおそらく)無人の求名駅から乗車し、行きに西千葉駅から入場した回数券を使って、千葉駅で降車。そこからは(おそらく)ひと駅分歩くなどして帰宅したのだろう。

こうすると、月に学校へ22日出勤したとすると、かかるキップ代は2640円となる。
学校からは13997円がひと月に支給されているので、その差額は、11357円。
さらに、そこから駐車場代とガソリン代が引かれるが、それでも十分にお金は余るだろう。
その余った金額を自分のものにしていたのである。