錦織圭は無事?「人喰いバクテリア」もある本当は怖い筋膜炎・ふくらはぎが炎症

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男子テニス錦織圭がまさかの途中棄権。

第二シードで優勝さえも期待されていた錦織が、ここにきて、まさかの離脱だ。
一体何が?!と多くの人が思ったことだろう。

原因は「芝」にあるという。
芝は、想像以上にやっかいだ。
なぜならば、ボールが突然その軌道を変え、思いもよらぬ場所へとバウンドするからである。
反射的にボールの動きに追随する選手は、突然のボールの軌道変化にも対応しようとするが、その反応に人間の体が完全に着いていけず仮についていけても、その負担は大きいものとなる。
今大会では、錦織はポーランドのJ・ヤノヴィッツとの準々決勝で実はすでにふくらはぎを負傷していた。
それでも無理して次の試合に出たが、イタリアのA・セッピとの戦いを乗り切ることは出来なかったのだ。

対戦する選手以上に厄介な「芝」。
相手選手を倒すより先に、「芝」に対応しなければ、世界トップを掴めないのである。

結果、錦織は、「ふくらはぎ筋膜炎」との診断を受けた。

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ふくらはぎ筋膜炎とは?

この「ふくらはぎ筋膜炎(ふくらはぎきんまくえん)」とは、なんなのだろうか。

筋膜(きんまく)とは、筋肉を包む膜のことである。
この膜はたまに運動や動作によって疲労すると、炎症を起こすことがあるのだ。
それによって、軽い肉離れのような状態になるという。
電気治療やマッサージなどによって治療されることになる。
若いスポーツ選手でもマラソン選手などに多くみられ、疲労が蓄積することによって、炎症を生じる。
押すだけで痛みを感じたりする場合も多い。
今回は、試合続行が不可能なほどの痛みがあったのだろう。
ここで、無理をしては今後に響く、との判断もあったのかもしれない。

気になるのはウィンブルドン2015だ。
こちらがケガの影響で、欠場になるのでは?との心配の声もあるが、
筋膜炎であれば、回復も早いと思われるので、出場は可能ではないだろうか。
そこまで悲観的にならなくても良い気もする。
ただ、実際のところは医者でないと分からない。
今後の報道に注目である。

筋膜炎には、いくつか種類があって、
怖いものとしては、壊死性筋膜炎というものもある。
これは、深部の筋膜に細菌感染することによって組織が壊死してしまうという、恐怖の筋膜炎だ。
そう、これは最近話題になった「人喰いバクテリア」がまさに、これにあたる。
これに感染する筋膜炎は、溶血性レンサ球菌、黄色ブドウ球菌、大腸菌、嫌気性菌などによって引き起こされ、激痛、浮腫性腫脹、発赤で始まり、悪化すると死に至るほどの病だ。
筋膜炎と一口にいっても、様々なのである。

現時点でメディアの報道を見る限り、こういった恐ろしい筋膜炎ではなく、通常の疲労による筋膜炎だと思われるので、ひとまずは安心だろうと思う。
ただ、今後の戦いにそなえ、ゆっくりと休養と取り、治療に専念して欲しい。