名古屋の磯谷利恵さん闇サイト事件・神田司死刑囚の刑執行

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磯谷理恵さんが被害にあった、闇サイト事件とは、携帯電話の犯罪者仲間を募るサイト「闇の職業安定所」で知り合った3人の男が、磯谷利恵(いそがりえ)さん(当時31歳)に道を聞く振りをして拉致、現金やキャッシュカードを奪ったうえ、その命を奪い、岐阜県瑞浪市稲津町の山林に遺棄したという、凶悪な事件だ。

(読み方は、いそやりえ、いそがやりえ、ではない)

この事件で、3名の容疑者が逮捕された。
彼らの実名(名前)と年齢は川岸健治容疑者(40)と神田司容疑者(36)、堀慶末容疑者(32)。
事件を通報したのは、この3人のうちの一人、川岸健治容疑者。
極刑になるのが怖くて自ら通報したとのこと。
この結果、通報した川岸健治容疑者は極刑を免れている。
結果、極刑になったのは、神田司容疑者のみ。
ほか2名は無期懲役の判決が下された。

磯谷利恵さんの顔写真画像はいまでもネット上で多く確認できるが、どれも明るく快活な感じの可愛い女性。美人でもある。
素敵なひとだ。素敵に人生を送っていたひとである。
それが、なぜ、このような事件に巻き込まれてしまったのか。本当に悔やまれる。
今回、ついに、神田司死刑囚の刑が執行されたということだ。

これよって、一区切りがついたこの事件ではあるが、彼に極刑が執行されたことで、被害者の女性が生き返るわけではない。
被害者の遺族も、複雑な心境だろう。

極刑の刑とは、実際に執行されること以上に、その執行日までの日々が「刑」なのだと思う。
その刑の執行が、本人に知らされるのは、その日の朝、執行直前だ。
つまり、毎日、翌日に執行官が自らの部屋を訪れることにおそれながら生きることになる。
その苦しみこそがまさに実質的に「刑」になっている気がする。

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犯人に教えた嘘の暗証番号

犯人の3名は、命を奪う直前、彼女から奪った銀行のキャッシュカードの暗証番号を聞きそうとした。
その極限の状況において、彼女は嘘の暗証番号を伝えたのだ。
彼女が番号を言った後、命を奪われたが、犯人はATMでお金を引き出すことはできなかった。
「まさか、あの状況でうそをつくとは」と犯人は唖然とした。

彼女が銀行に貯金して貯めていたお金。
それは、彼女の両親にマイホームをプレゼントしてあげたくて準備していたお金だった。
それだけに、絶対に渡したくなかったのだろう。

その強い意志によって、そのお金は奪われることはなかったのだ。

短絡的に闇サイトにおいて出会い、このような卑劣な犯行を実行した3人。
一人はあの世へとすでに向かい、その先で、彼女に謝るのだろうか?
そして、もう2名はいまだに現世で刑を受けている最中だ。

彼女の人生、貯めていたお金の使い道などを聞いて、彼らはどう思うのだろう。
自分たちがしてしまったことが、どれだけ取り返しがつかないことだったのか、その重みを噛みしめるのだろうか。

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