ジャパンスケッチ456

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1話の掴みは期待5割?アニメ「実は私は」が話題沸騰

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少年チャンピオンで連載されていたという「実は私は」がアニメ化され、その第1話が放映されました。
その感想を一言で言うと、ちょっと古い王道ラブコメ漫画+今どき設定という感じでしょうか。

「実は私は」は、隠し事の出来ない少年が好きな少女の秘密を知ってしまい、その秘密を隠し通そうとして起こるドタバタ劇を描く、笑いと、その中に挟まれるシリアス成分を楽しむ物語と言ってしまって良いでしょう。
物語の構造自体は分かりやすく、コメディの王道と言えます。
更に最近の流行りである人外やハーレム要素を加えて、新しさもプラスしています。
王道ものはどうしても古臭くなるという不利はありますが、それ以上に観る人間が安心して観る事が出来るという点で有利なポイントがあります。
後はキャラクターがどれだけ魅力的であるかが多くの人に受け入れられるかどうかの分かれ目と言えるでしょう。

アニメの1話を観ると、「実は私は」のキャラクターは少々絵柄に癖があります。
見た目でいきなり受け入れられるというタイプの絵柄ではないでしょう。

主人公の黒峰朝陽は隠し事が出来ずに友人達から「アナザル」(穴の空いたザル)とアダ名を付けられる程の正直者、そのせいで好きな人には告白する前に気持ちがバレて先にお断りをされてしまう過去があったぐらいの筒抜けぶりでした。
その彼が、またそんな事にならないように好きになった少女に早く告白をしようと決意をする所から物語は始まります。

アニメ「実は私は」の1話を観ていて、一番魅力的に感じたのは主人公の周りの男友達の暖かさです。
ハーレム物は主人公を目立たせる為にあえて周囲に他の男を配置しないか、ライバル的なキャラ付けをする事が多いのですが、このアニメの主人公周りの男友達は、本当に主人公と仲がいい学生時代の男友達という雰囲気があって、そこが観ていて気持ちが良かったです。

そしてヒロインは主人公がそのミステリアス振りに心惹かれた少女ですが、この少女もただの高嶺の花的ヒロインではなく、特殊な事情持ちとは言え、基本的には気持ちの優しい普通の女の子という性格の持ち主でした。
その少女が特殊な事情ゆえに普通に生活する事がままならず、主人公が秘密を知ったせいでやっと送っていた平和な生活も無くしてしまうかもしれない、という事から、主人公はその秘密を守る為に頑張る事を決意する。
という所までが1話の内容です。

この人外でありながら普通であるというギャップが、このヒロインに他のハーレム物のヒロインとひと味違う王道なラブコメヒロインとしての魅力を持たせているのも良いと感じました。

全体的にはちょっと古いラブコメという感じが大きいのですが、原作未読で1話だけを観た感想で言うと、今後の展開を期待して良いアニメだと思いました。