なぜ軽い?上村遼太さん川崎多摩川河川敷中一事件の判決が出たが

AD




川崎市の多摩川河川敷中一事件においてついに判決が下された。

中学1年、上村遼太さんが19歳の少年に○害された事件である。

その内容とは、

リーダー格の少年に対して、

懲役9年以上13年以下の不定期刑、というもの。

これは、この種の事件として、重いのか、軽いのか。

一般的な感覚でいうと、非常に軽く感じるのではないだろうか。

そう、周りが考えていた、想定していた判決は、軽くても無期懲役、重ければ死刑、といったものだったのではないだろうか。

しかし、あれだけのことをした被告人に対して、この量刑とは??

と。

ちなみに、検察側の求刑は、懲役10年以上15年以下の不定期刑なので、それほどの差はない。いや、むしろ、検察側もなぜそんなに軽い量刑を求めたのか?

それは、被告人が19才で未成年である、というのが大きいだろう。

懲役10年から15年の不定期刑は少年法でいえば一番重い判決なのだ。

19歳、という年齢と、一人を手にかけた、という内容からみると、ほかの判例とのバランスを考えると、この求刑に落ち着くのである。

また、なぜ不定期刑かといえば、これは少年法ならではのもので、

少年は更生の可能性が判決を下す時点でははっきりと判別できず、刑務所内での態度によって、早く出所できる可能性を残しておく、という考え方なのである。

ここで、この少年側が控訴しなければ、これで判決が確定する。

ちなみに、だいたい求刑の8割くらいの刑が下されることが多い中で、求刑の9割の量刑というのは、裁判官側も、今回の事件を重く見ている証だろうとも思える。

本人は、グレーのスーツに身をつつみ、本人は「死刑をも覚悟している」とのことなので、非常に真摯な態度で裁判に臨んでいるとも取れ、このくらいの量刑になるであろうことは、想定できたことだろう。

しかし、遺族からしてみれば、なんの落ち度もない子どもを、あのような酷い目を合わせた被告人に対して、これだけの刑で済ませてたまるか、といった気持ちも大きいのではないだろうか。

一般社会の感覚からしても、今回の量刑はかい離しているように思える。

今後、社会の声の高まりに合わせて、少年法自体が大きく改正されていくことも大いに考えられるだろう。

他にも少年の凶悪犯罪が日々報道される中、ネット上での現状の問題を批判する声も高まっている。

しかし、ひとつ事実としていえるのは、統計上、年々、少年犯罪(軽犯罪、凶悪犯罪など含む)の発生率は、むしろ減少しているのである。

AD