日本も犯罪予測システム導入?その効果は~京都府警の挑戦

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京都府警が、なんと、今年の10月から、「犯罪予測システム」を導入するそうだ。

なんとも未来的な響きのあるこのシステム、いったいどんなものなのだろうか。

これは過去の犯罪統計から、未来の犯罪が起きる可能性が高い地域や時間帯などをコンピュータで予測するものだそう。

さすが日本!世界最先端!と言いたいところだが、実は、アメリカではすでに前から導入されており、今回、京都府警がこのシステムを導入するにあたって、ロサンゼルス市警などを視察したそうである。

うーむ残念。

また、これもアメリカの話であるが、カリフォルニア州のサンタクルーズ市では、ビッグデータを活用した犯罪予測システムを導入している。これによって、なんと犯罪発生件数が17%も減少したということ。

いままでは犯罪が起きてから警官が現場に急行していたが、これからは、犯罪が起きる前に警官が現場に駆けつける世の中になるのだ。

そうなってくると、いままで警察の活動を評価する指標として、犯罪の「検挙率」が重要視されていたが、これからは、犯罪をいかに未然に防いだか、それを数値化する必要が生まれてくるのではないだろうか。

このサンタクルーズ市の犯罪予測システムを開発したのはモラー博士という人で、この人は、

・一度被害があった場所では、二週間以内にまた被害が発生する傾向がある

・犯罪が発生した近郊で犯罪が再発する傾向

・その場所自体がもつ環境

という3つの要素をもとに、過去の犯罪データから、未来を予測するといったものだ。

たまたま、サンタクルーズ市では、過去の犯罪履歴情報をデジタル化して保有していたため、試験的に、モラー博士の仮説を検証することが出来た。

結果、犯罪の発生件数を17%減らすことができたのだ。

こういったことが可能な現代。警察の仕事も、少しずつ変わってくるのかもしれない。

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