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北朝鮮の弾道ミサイル北極星2が東京に落ちたら100万人死亡?我々はどう備えればよいのか

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トランプ米大統領。そして中国習近平国家主席。この両者の首脳会談を牽制する目的もあったとされる今回の北朝鮮のミサイル発射。
そう、日本時間でいえば、4月5日早朝、6時42分。日本海に向けて北朝鮮はまた弾道ミサイルを発射した。
このミサイルは日本のEEZ排他的経済水域内には着弾していない。落ちた場所は、日本海の公海上であり、現在のところ被害などは報告されてはいない。
彼らは潜水艦発射弾道弾の開発を進めているが、今回のミサイルは潜水艦から発射されるタイプの北極星1号を改良した北極星2号だと言われている。このミサイルの名称は、KN15である。これは米軍の呼称であり、北朝鮮が名付けた名称ではない。
このミサイルの威力はどれくらいなのか、とよく聞かれるが、ミサイル自体の威力というものはなく、その弾頭にどれだけの威力があるのか、によって異なってくる。
弾頭が通常の火薬であれば大したものではなく、核であれば致命的だ。

もし通常弾頭を積んだ状態で東京の都心部に着弾した場合、その被害どれくらいか。
かつて第二次世界大戦中のドイツが使用したV2ロケット(ミサイル)がまさにこの、通常弾頭によるミサイルであり、このミサイルがロンドンを襲ったわけだが、大きい被害は与えられなかったという。
とはいえ、都内で爆弾テロが起きたくらいの被害がでる可能性はあるだろう。

最も問題なのは、弾頭が核だった場合だ。
北朝鮮の技術であれば、その弾頭の威力は、長崎の原爆程と言われている。この原爆が、東京都心部、丸の内のオフィス街に着弾した場合、数十万人から100万人規模での死傷者が想定されているという。
こうなってくると、もはや東日本大震災の比ではないほどの被害だ。

そして、それを実行する技術はすでに北朝鮮は保有している、とみるべきだろう。
その引き金はいつでも指導者の一存で引くことができる状態にあり、不安定な政局となった場合に、いつ偶発的にそれが実行されるかは不明だ。

そういったことを鑑みて、例えば年間あたり発射可能性が1%だとしよう。
それをわずか1%ととるかどうか、である。
年間1%の確率で、日本の中枢が壊滅し100万人が死亡する、これをどうとるか。

もし仮に発射されたとしても、MDなどによって迎撃する対策も徐々に政府は進めている。
しかし、現在の技術では、確実に撃ち落とせるものではなく、同時に複数の飛翔体を発射してきた場合に、それをすべて迎撃できるかといえば、かなり難しいのが現実である。

ならば発射する前に基地を破壊してしまえば、ということで敵基地攻撃能力保有の議論になるわけだが。
しかし現実問題として、その敵基地破壊を日本が実行することにどれだけ意味があるのか、と言われる。
そう、この能力は、「保有」していることをアピールすることの方に、より意味があるのだ。

なんにしても、北朝鮮の匙加減一つで、日本の首都が壊滅する状況に置かれているのはほぼ間違いなく、そこに対して我々はどう備えるかである。

ちなみに、個々人ができる対応策としては、ミサイルの発射は、スマホなどに通知、もしくは防災無線での通知があると思われる。
その通知から数分で着弾となる。
その間に、どうするか。

まず、頑丈な建物があればそこに逃げ込む。これは必須。
そして、もし地下街や地下鉄の入り口が近くにあれば、その中に逃げ込むのが最良である。