グローバルホーク導入中止について友人(ネトウヨ)に意見したら大変なことになった件

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うっかり必要ないよねって言ったらキレられた

先日友人とテレビを見ていた際、ニュース番組でグローバルホークの導入中止を検討のニュースが報道されていました、正直私は暇だったのもありよくわからないままに、「でもグローバルホークって必要ないよねって」言ってしまったのですが、それを聞いた友人が突然怒り出し、「グローバルホークが何か知ってるのか!」や「もう少し考えてから喋れ!」などと、キレられました。
もともと友人はミリタリー関係が好きで、自衛隊の航空イベントなどにもよく参加しているほどで、そのことをすっかり忘れてました。
いきなり怒り出した友人のにも驚きましたが、ミリタリー関係が好きな人間に、こんな適当な発言をしたら怒られるのも当然かもしれませんね、少し反省しました。

 

グローバルホークってそもそも何?

グローバルホークとは、簡単に言うと無人の偵察機です。5万フィート以上の高高度を航行し、上空から敵地や現場の状況を撮影し基地に送り、それを元に軍の司令部が作戦を練ります、
また撮影した映像などを地上に送りリアルタイムで見ることも可能です。

最近よく聞くようになったUAV(無人航空機)という種類に部類されます、ただUAVと言ってもRQ-1 プレデター(UAV)のように爆撃を行うことが出来るタイプもありますが、このグローバルホークは完全に偵察用です、武装を搭載し飛行することはありません、その分撮影や各種センサー類にとても秀でています。

滞空時間は約35時間ほどで、5500キロ以上離れた場所まで飛行可能です、
また高性能カメラで20キロ上空から地上を撮影した場合、地上の約30センチほどの物体までとらえることが出来ます。

 

無人機は日本の自衛隊に必要なの?

先ほども言いましたがグローバルホークは完全に偵察専門です、あの東北地方太平洋沖地震でもアメリカ軍がグローバルホークを発進させ、福島第一原子力発電所の様子を確認し、日本政府にその情報を提供していたそうです。
専守防衛の日本において、RQ-1 プレデターのような明らかに敵地への攻撃を目的とした兵器とは異なり、あくまでも偵察が主任務です、海に囲まれた日本では海上から進軍してきた軍隊を上空から偵察するのはとても意味があることです。

今回導入の中止を検討とのことですが、これはあくまでもグローバルホークの性能や運用が云々ではなく、単に費用の問題です予定した額より高額になりすぎたためです。
現在日本以外にもNATO・ドイツ・韓国など各国が導入を検討しており、注目の高さが伺えます、
先週防衛を掲げている我が国では、偵察任務中の突破的な戦闘での死人を出すことは避けたいと思っているとおもいます、そこで無人のこの兵器は日本と相性がいいのかもしれません。

なぜ政府は導入中止を検討しているの?

上記でも書きましたが、導入の中止を検討している最大の理由は費用です。
もともと日本が導入を決めていたグローバルホークの機体数は3機分です、事前に示された金額は3機分で約510億円の見積もりでした、
しかし、日本用のグローバルホークのレーダーに在庫がなく、新たに設計しなおすのに費用が掛かり、結果的に日本に導入するグローバルホークの値段が高くなり、23%増の630億円になってしまいました。
このようなこともあり、日本政府は導入の是非を改めて検討することになりました。
もともと導入が決定していたので、日本政府としては値段が予定通りか許容範囲なら即導入したいでしょうが、製造元の米国のメーカーも足元を見ている、といった感じなのでしょうか。

 

弾道ミサイル防衛が先じゃないの?

基本的に、軍事関係においてどちらが先かどちらが後回しかなどと、考えることはナンセンスなのかもしれません。 
他国からの弾道ミサイルの遊撃装置を先に導入した方がいいと言う方もいるかもしれませんが、一方を導入してからもう一方を導入するのでは遅すぎます、国の脅威は一方向からではありません、近年他国からの弾道ミサイルのニュースがよく報道され緊迫感を増していますが、それを期に第三国が別のアプローチで攻撃を仕掛けてくるかもしれません。
なので、同時に多数の脅威から防衛するためには、同時に複数の防衛システムを構築していかなければなりません。
また、グローバルホークは偵察機なので弾道ミサイルを打ち上げようとしているのならば、それにいち早く気が付くことも出来ます、対策を練る時間や準備も得られるためグローバルホークを導入するのは弾道ミサイル防衛に関しても役立ちます。

 

まとめ

グローバルホークは言わば戦略兵器です、導入するだけで作戦の立案・対策の幅が広がり対応可能な作戦が増えます。
専守防衛の日本において有事の際、他国の動きを知ることは、先を読み対策を講じる時間を得ることが出来ます、また無人なので撃墜されたとしても死人がでません。
現在実際に運用しているのはアメリカ軍だけですが、日本での運用を考えた際でも、実際の偵察任務のほか災害時などの現場の状況把握に努めることが出来、決して予算の無駄遣いということはないと私は思います。

 

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